この記事は以下の様な方向けです。
- 中小企業に所属している
- 最先端のことをやっているわけでもない
- 年収、キャリアアップを実現していきたい。
もしくは、以下の方にも、もしかしたらお役に立てるかもしれません。
- 現在、大企業や外資でエンジニアをしているが中小企業のエンジニアに興味がある。
- 未経験からいきなり大手は厳しいので、中小企業でエンジニアとして経験を積みたい。
目次
自己紹介(年収含む)
一社目:社員数300名前後の企業
新卒で入社した会社は、特別大企業でもなく零細企業でもない社員数300名前後の企業に入社しました。
分野としては基幹システム系のERPを得意としている会社で、入社後5年くらいしたら東証一部に上場したので、
そこそこ順調な会社だったのではないかと思います。
自身が経験したのはコンサルタントではなく、アドオン開発がメインでした。
詳細設計〜単体テストといわれる工程です。
一応、5〜6名程度の開発チームの成果物のレビュー、スケジュール管理も担当しました。
7〜8年所属してリーダーという役職になり年収500万前後
二社目:社員数100名前後の企業(現職)
一社目に7〜8年所属した後、現職に転職しました。
Web、デジタルマーケってキラキラしてそうだし、おもしろそうってことで現職に転職
Web未経験、スクラッチ未経験だったにも関わらず、前職の年収で採用していただきました。
保守・開発を担当しております。
年収は700〜800万です。
世間一般的にはどうかわかりませんが、自身としては結構がんばった成果が評価されてるんじゃないかなと思ってます。
「え、そんだけ…?」ってならないのであれば、
以下に、この年収になるために自身で頑張ったこと、意識したことを書いていくので、
読んでいただけると嬉しいです。
がんばったこと・意識したこと
リーダーになる
年収Upの王道ですね。
特別、意識高い人が集まっているチームや組織ではない場合、
特に中小企業だと、のんびりしたいみたいな人も多いのでリーダーをやりたがる人は意外と少ないのではないかと思います。(少なくとも私の周りでは)
私の周りだと、特にエンジニアはその傾向が強い様に思います。
その中で、少しずつでもリーダー的な立場にいくのは、
かなり上司からはかなり喜ばれました。
わかっちゃいるけど、いきなりリーダーと言われても…となるとは思います。
なにも、いきなり全部仕切らなくてもいいです。
現に、私も性格的にはリーダータイプではないです。
最初は、前職との違うところ(主に「前職ではできてた」けど「現職ではできてないところ」)をどうにかできるようにしたいと、上司に相談しました。
内向的な私は相談しやすいように、「1on1していただくことできますか?」とお願いして、
相談しやすい環境を作りました。
そういう提案をしていると上司に信頼されて、徐々にリーダーとして引っ張り上げてもらいました。
もちろん上司との相性もあるので、運がよかったなと思います。
得意分野を作る
各分野のスペシャリストが揃っているわけでもない中小企業では、あらゆるところに穴があります。
インフラ(ネットワーク、クラウド)に強いメンバーがいない。バックエンドエンジニアはいるけど、フロントエンドが得意な人がいない。デザイナーいない。。。などなど
その分野に関して、ちょっと休日に勉強すれば効率よくスペシャリストになれちゃいます。
あと、事前に「未経験だけど、こういうことがしたい」という分野に関しては、
上長に相談してみるのもありですが、相談した結果、なかなかYesと言ってもらえない場合もあります。
上長からしたら、未経験のメンバーに任せるのはトラブル等の原因となるためリスクが大きいので当然かと思います。
そういう場合は、勝手にやってしまって実績を作ってしまいましょうw
(もちろん、勝手に本番アップしたり、危険なことはやめましょう)
例えば開発環境で試しに作ってみるとか、
メンバー同士で「これくらいなら」というものにチャレンジして仲間を作ってやるのもいいと思います。
実績作ったり、人数が多ければ上長も考えざるを得なくなるはずです。
ちなみに、私は社内で知見がなく外部の会社に委託していた業務領域は、
休日に簡単に触ってみて、簡単な修正であれば自分で試しにやってみて「自分たちでもできそう」というのを周りにアピールしてました。
そうすると、メンバーの中にはチャレンジしたい人が出てきて、
仲間が増えて、新しい領域にチャレンジしていくことができました。
上記を繰り返していくと、どんどん小さい体制で開発ができるようになっていき、
生産性が上がったことで周りからの評価も上がっていきました。
フロー、ノウハウを整理する
あと、前職ではあり得なかったのですが、
現職だと、作業フロー、手順書が全然ありません。
(というか整理する文化がありません)
これ、うちだけ特別なのかと最初は思っていたのですが、
パートナー会社さん、フリーランスの方とかと接してて思うんですが、
ある程度の規模の会社でない限りは、あるあるなのかなと思います。
なので、入社して自分が理解していったこと、
一度やった作業などは手順に起こして、みんなが見える場所に整理していくだけで
かなり重宝がられます。
逃げない…
当たり前だろって思うかもしれませんが、
結局、上に行く人って、なんだかんだこれかなと思います。
スキルが足りなくても、プロジェクトや問題を解決するときに、
なんだかんだ言い訳したり、保身に走ったりする人って結構いらっしゃいます。
というか平社員とか一メンバーとしての立場であれば、逃げずに立ち向かう人の方が意外と少ない気がします。
もちろん、がんばりすぎてメンタルをダメにしてしまったり、
体調を崩してしまったりというパターンもあるので、どの程度かというのは一概には言えません。
ですが、最後まで「踏ん張って、どうにかする」「苦しくても投げ出さない」というのは、
なかなかいないからこそ、一度でも成し遂げると周りから一目置かれます。
まとめ
以上で中小企業にエンジニアとして所属している私が現職で評価され、年収を上げるためにやってきたことを記事にしてみました。
今後、一部掘り下げた記事を書いたり、エンジニア未経験で入社されてきた方の教育の経験もあるので、
そのへんも記事にしていけたらと思います。
直近、転職活動した体験記もアップしておりますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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